オタク 推しの誕生日ケーキを作る

2017年03月24日 00:00配信
都内某所にて
3月初旬、都内某所
「3月になったけど今年は何やる?」
「去年ラジオやっちゃったからこれ以上動画ネタは難しくない?」
「うーん」
「誕生日ケーキ作らね? んでその様子をwebコラム風にまとめる」
「「「それだ」」」
というわけで気づけば4回目となったるりいろ日和による青木瑠璃子さん誕生日お祝い企画。2017年はいろいろな挑戦をする青木さんのコラム『青木瑠璃子の「リアルダンジョントラベラー」』をリスペクトしてバースデーケーキ製作に挑戦しました!
――これはひょんなことから慣れないケーキ作りをすることになってしまったオタク達の奮闘記である(ケーキ作りに慣れてるオタクとは)(はじめてのチョコペン)(セクシーすぎる粉ふるい)(パーティー感を盛り上げるトリセカ風船)(牛乳搾りで差をつけろ)

ケーキを焼くにはまずなによりもオーブンが必要……そこで地域センターの調理室を借りてケーキ作りをしました。この調理室がとっても広い。
イメージとしてはまんま学校の家庭科室なのですが、それをたった6人で使うという贅沢仕様。腕を振り回しても身体を反らしてもまるで周りの迷惑になりません。また調理器具もそこにあるものをレンタルしたので我々が用意したのは材料とフキンやゴミ袋などの片付け用具のみ。かなり手軽ですね。
今回はホイップケーキとクラシックショコラに挑戦します。ちゃんと生地から作りますよ!
バースデーケーキといえば白のホールケーキが定番ですが、近年ではそれだけじゃなく多様化しているらしいです。
さっそく作業に取りかかる……その前に材料の一覧をテーブルにまとめてパシャリ。市販のスポンジが見える? なんのことかわからんなぁ

美味しいケーキに鮮度のある素材は不可欠。牛乳は搾りたてのものを使用します(with 1-2-Switch)冗談はさておきNintendo Switchは安全なところに戻してケーキ作りを始めましょう。

開始早々トラブルが……パン切り包丁がない。刃がぎざぎざになってるあれです。
しかたないので通常の包丁でスポンジに刃を入れカットしていきます。
まずはデコレーション用生クリームの泡立てです。泡立てには電動のハンドミキサーを使用します。
レンタルスペースですからなにせ時間が限られているのです。時短できるところは積極的にカットしていきます。
スポンジの間には生クリームと角切りにした黄桃を挟み、全体を生クリームでコーティングする。
ホイップクリームと苺で飾り付ければ1つ目のケーキの完成です!

ですがこれはあくまで保険。本番はここから、続いては生地から始めるケーキ作りです。
ボウルに卵とホットケーキミックスを入れてかき混ぜます。生地の混ぜ合わせは泡立て器で。
混ぜ合わせる量が少なく電動のミキサーだと飛び散ってしまうからだそうです。
色が白っぽくなったら湯煎で溶かしたバターを加えてさらにかき混ぜる。
この手間ひまがケーキをいっそう美味しくするのだと信じて丁寧にしかし手早く混ぜます。

このまま順調に進むと思われたケーキ作りに大きなアクシデントが!
なんと用意したケーキの焼き型が使えず新たに調達することに。型が届くまで作業の中断を余儀なくされます。
そして時間を持て余す一同。そんな時こそNintendo Switchの出番「カタチを変えてどこへでも」のキャッチコピーは伊達じゃない!
1-2-Switch楽しかったです。

そうこうしてるうちに焼き型も届き作業再開です。
並行作業でクラシックショコラの製作にも取り掛かります。
卵を黄身と白身に分け、卵黄は溶かしたチョコやバター、小麦粉、砂糖と混ぜ合わせ、卵白は泡だてメレンゲにします。
それらをさらに混ぜ合わせれば生地の完成です。こちらも焼き型に入れオーブンへ。
合間合間にオーブンを覗くと生地の膨らむ様子が見られます。すごーい!

しかしただぼーっと眺めているだけじゃなく、焼き上がるまでの間に使用した器具の片付けもします。
残念ながら先ほどのアクシデントによるロスが大きく我々にはもう1-2-Switchをする時間は残されていなかったのであった……
焼き上がった生地は1つ目のケーキと同じように生クリームでコーティングと苺の飾り付けを行い、クラシックショコラには粉砂糖をふりかけます。
こうして無事(?)3個のケーキが完成しました! ふっふっふ、どれが市販のスポンジを使ったケーキかわからないだろう。
今回はお祝いにかこつけてオタクがわいわいしたかった感が強い企画になりましたが、なんかまたやってんな、くらいの気持ちで笑っていただけたら幸いです。
案の定トラブルに見舞われながらも作ったケーキは特別な味わいでした。
ケーキはちゃんと責任をもって製作者一同でいただきました。
最後にあらためて、青木瑠璃子さんお誕生日おめでとうございます!
(文:瑛衣華)

るりいろ日和twitter:@ruriiro_biyori

Photo:るりいろ日和

ケーキ制作:とんとろ こすりんぴっく 瑛衣華 うんんむ あをだゐ wagawo(敬称略、順不同)

■撮影箇所

東京都新宿区北新宿の「柏木地域センター」

リンク:公式サイト

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るりいろ日和情報

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