（裏）オタク　推しの誕生日ケーキを作る

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ここに記すのは真実の記録――嘘ですそんな大層なものではありません。
せっかくwebページを作るなら隠しリンクを仕込みたい！ってな感じで、青木さんもかつて親しんだという古き良きテキストサイトをリスペクトしたオマケページです。
表のケーキ製作編では敢えて伝えなか……伝えきれなかった部分を余すとこなくお見せします！
まずは2つのホイップケーキどちらが市販のスポンジを使用したのかの答え合わせ。というわけでさっそく両方のケーキの断面図を見てみましょう。


…………おわかり頂けただろうか？

かたやチョコスポンジの間にフルーツが挟まれたケーキ。
かたや生地と生クリームの比率が逆転しているケーキ……見ているだけで胃もたれしそうです。
薄い！！！ 焼き型トラブルによって混ぜ合わせた生地が長時間放置されたせいでちゃんと膨らまなかったんですね。
なのでありったけの生クリームを動員してかさ増しを図ったというわけです。
その甲斐あって見た目は他と遜色ないケーキが完成しました。

さて、皆さんは憶えていますでしょうか。
コラムの最後の一文を。
「ケーキはちゃんと責任をもって製作者一同でいただきました」と書いてあったことに。
……ええ、食べましたとも。
生み出してしまった以上責任は取らないといけませんから。
　　　　
チョコスポンジのケーキは甘いクリームとフルーツの酸味が程よいバランスで無難に美味でした。
クラシックショコラはケーキそのものの甘さもさることながら飾り付けのはずだった粉砂糖、あれを実は盛大にだばぁしておりとにかく甘々でした。
残るひとつは生クリームでした。ただただ生クリーム。
膨らまなかった生地はサクサクのタルト生地のようになっていて、そういうものだと思えば悪くないなといった感じでした。
ただし生クリーム、テメーはダメだ

そんなこんなで一同の胃腸に多大なるダメージを与えて終幕した今回のケーキ製作。
帰り際は死屍累々といった様相でしたが、全部合わせて楽しかったのは本当です。

本当です。

こんな裏話も含めて笑ってほしいという企画ですので。
しかし表には書けなかった。
表向きは綺麗でいたかった。
青木さんが見られるかもしれませんからね。

あの人のことならここも見ているかもしれませんけど。
イエーイ、るーりぃ見てるー？（AA略
さて、このあたりで幕引きとしましょう。
このページを見つけ、こうして最後までお読みになってくださったあなた様に多大なる感謝を。
どうもありがとうございました。



…………文章はここで途切れている。
（文：瑛衣華）